アジサイ(アジサイ科アジサイ属)  撮影地:新発田市五十公野公園
 アジサイという名は、広義ではアジサイ属植物の一部の総称、狭義では品種の一つ。ガクアジサイが原産であり、落葉低木の一種です。樹高は1〜2m、葉は光沢のある淡緑色で葉脈がはっきりした卵形で周囲はのこぎり歯状になっています。6月から7月に紫(赤紫から青紫)の花を咲かせます。

一般的に花といわれている部分は装飾花で、おしべとめしべが退化し(中性花)、花びらに見えるのはガクです。ガクアジサイは密集した両生花の周囲にいくつかの装飾花が見られますが、アジサイ(ホンアジサイ)やセイヨウアジサイはほとんどが装飾花です。

日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されています。原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれています。

                          (参考:ウィキペディア/フリー百科事典)