ヤマツツジ
花の色は朱色が多く赤味の強いものもあります。花冠は花茎4.5センチの漏斗形で、先が五つに裂けます。裂片には丸みがあり、裂片のうち一番上の上弁に濃い斑点があります。雄しべは5本あり、長く伸びて先が上に曲がります。白っぽい花粉は数珠のようにつながり虫に運ばれやすくなっています。葉は楕円形ないし卵状の楕円形で枝先に集まってつき、互い違い(互生)に生えています。葉には春葉と夏葉があり、春につき秋に落ちる葉を春葉(2〜5センチ)、夏から秋にかけてつき越冬する葉を夏葉(1、2センチ)と言います。落葉をするが冬の間も葉があることから「半落葉」ないし「半常緑」という分類がされています。
(ヤマツツジ/みんなの花図鑑)
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